7年前、中国四川省成都市に現地法人を作って毎月のように通い、
凄まじい勢いで変貌をとげる様子を体感しながら、また一方で、毎年のようにニューヨーク、香港、バンコク、シンガポールなどに出かけ、それぞれの独自の発展の様子を体感しながら、これはまずい。日本はどんどんどん貧しくなっている。
このままだと日本は、若い人たちの将来は、大変なことになるのではないかと感じてきました。
一方で今の社会に矛盾や息苦しさを感じ、未来の日本に難しさを感じながらも、自分なりの価値観を持ち、可能性を信じ、根をはって生きていこうとしている人たちがいることも感じてきました。
私達は、日本の良さを見出し、磨き上げて世界に発信していきたいと思っています。私たちは、まず、それを農業の世界に見出しました。
今はここに集中していますが、本来日本人の持つ審美眼、知覚力、表現力、数理的感性などを活かしながら、産業構造転換の遅れた日本に、新しい価値創造装置的なる事業を提案していきたいと考えています。